【 感想 】映画『嗤う分身』
嗤う分身(2014年)
上映時間:93分
主演:ジェシー・アイゼンバーグ
オススメ度:★★★☆☆
何かの映画のDVDの新作情報で見て気になりずっと探していたこの映画。
無料登録期間中だったTSUTAYAディスカスでレンタルして視聴。
さえない青年の前に突如現れた自分と瓜二つな青年。自分の分身のような存在が自分の居場所を奪っていく…。といった内容だ。
舞台は近未来のディストピア。希望なんて何一つ見いだせないくらい暗い。雰囲気が本当に暗い。
主人公の冴えない青年は列車にカバンを挟まれてカバンを失い身分証を無くしてしまうし、母親はもう老いて呆けている。母親を預けている老人ホームへの支払いも危うい。なんか見ていてつらい…。
興味のある方は是非ネタバレなしでこの作品を見ていただきたい。
この作品の不気味な雰囲気はいい。不気味すぎて顔がちょっと顔が引き攣る。
あと劇中に日本の昭和歌謡が出てくる。
これも作品の雰囲気に妖しさを増している。
暗い雰囲気なのになぜあんな明るい歌が流れるのか…
好きな人は好きそうな話しだが、苦手な人はダメそうだなーというのがまっさきに頭に浮かんだ。